そうだ、奥多摩に行こう

長野県の戸隠忍者村へ行く(三日目)

2007年9月21日 ftr223 長野

戸隠神社中社
3日目も早起きして、朝食前に近所を探索する。まずは民宿の近くの中社に行き三本杉を見る。3歳くらいの子供をつれた若いお母さんや、近所の人らしきおじさんがお参りしていた。朝の空気は気持ちいいなぁと時計に目をやると6時半。

鏡池
続いて鏡池。奥社のほうへ進むとそばの実という蕎麦屋があり、店の横に鏡池に通じる細い道があった。
しばらく進んでいくと視界が開けて、写真のような景色が広がった。これはすごい!早朝は風も少なく池が穏やかだったので、しばらく見とれていた。

戸隠山
昨日民宿のおじさんに聞いた場所にのぼる。写真ではつぶれてしまっているけど、真ん中あたりに白く光るものが見えた。昨日の夕方、あんな所まで歩いたんだなぁ…と不思議な気分になる。
そういえば民宿を出るときに、まだ6時ごろだったのに出かける準備をしていた二組の老夫婦をみた。朝食もすでに終えて、戸隠山に登ると言っていたので、視界の中のどこかにいたのかもしれない。
その後戸隠牧場を目指したけど、入り口を見落として素通りしてしまい断念。いい時間になってきたので民宿に戻る。

忍者村(営業中)
朝食を食べたあと、民宿の人にお別れをして忍者村へ。営業中の札に嬉し涙。
開園直後だったので、店員さんが掃き掃除をしたり水をまいたりしていた。店員7人の視線を受けながら、うれしい顔して忍者装束に着替える27歳。

からくり屋敷
まずはからくり屋敷。どんでん返しや隠し通路がある迷路で、一番楽しかった思い出があるので最初に入った。ほとんど一本道ながら途中の隠し通路が見つけられず、だんだん蒸し風呂みたいになってきた小屋の中で本気で悩んだりした。迷路を抜けると合わせ鏡の部屋や平衡感覚がなくなる斜め床の部屋になったので、ボールを投げたりして一人で遊ぶ。

斜め床の間
忍者かっこいいよNINJA。

そのあと手裏剣投げをやったり、トロッコに乗ったりした。手裏剣投げは昔みたいな鉄製ではなく、ゴム手裏剣になっていた。女の子用に花がついた棒手裏剣コーナーもできていた。お店の人いわく花の空気抵抗が大きすぎてうまく飛ばないらしい…。あと、NARUTOの影響で外国人のお客さんが増えたよ!と教えてもらった。外国で宣伝もしたとかなんとか。Flickrで検索したら意外とでてきてびっくり。
個人的には、壁に備え付けた切り株に鉄製手裏剣を投げる荒々しさがなくなってしまっていて残念。本気で投げた親父の手裏剣がすっぽぬけて、山のほうに飛んでいったのはいい思い出。

忍者村の売店
手裏剣や忍術指南書、黒装束なんかが売っていた。あとはご当地プリッツや忍者村まんじゅうなど。写真の下の段にある「戸隠の忍者」は実家にあります。

一時間ほど遊んでいたら、小さい子供をつれたお母さん達が数組入ってきた。自由に遊べる遊具コーナー(修行の森コース)で遊ばせていた。立派な忍者になれよ・・・!
そういえばここの道場みたいなところで受身の練習したなぁ、俺も戸隠流忍者だなぁ、と思いながら忍者村をあとにした。

仁王門屋
忍者村を出たあと、ちょっと早めの昼食にすることにした。戸隠まで来てそばを食べずに帰れないので、中社の仁王門屋さんに入った。
変な時期の、変な時間帯なので、相変わらずお客さんは自分ひとり。ざるそばをおいしくいただく。つゆはかつおの風味がよく効いていた。
野菜のおひたしにかかっていたタレが美味しかったので、レジで購入した。その際、今日の夜がソバ食べ放題のイベントだと教えてもらい、この後帰る予定だったので思わず「ええ!!?」と声を上げてしまった。戸隠祭りの前夜祭らしい。残念すぎる。

さらば戸隠
戸隠を出て、R19をぐんぐん南下。途中の川沿いの道はツーリングマップルで色つきになっていて、気持ちいい帰り道。
そして塩尻まで来て、そのままR19でモリモリ南下。一路実家の多治見へ!
びっくりさせるつもりで連絡を入れてないので、家に誰もいなかったら涙目!(4日目に続く