そうだ、奥多摩に行こう

2019年版 夏休みまとめ 後編

疲れて家で寝てる時もこんな感じ。

前編はこちら
2019 年版 夏休みまとめ 前編

4 日目 モリコロパーク

前日は山だったので、この日は市街地にした。長久手のモリコロパークにジブリパークができるという話があり、母親がうちの子供達を連れていきたいと言う。ただ、長久手方面は行ったことがなくて道がわからないそうだったので、自転車で下見に行くことにした。

モリコロパークで自転車レースをやっているのは Strava を見て知っていて、中は無理でも公園の外側をぐるっと周るくらいのつもりでいた。実は公園内にサイクリングロードがあり、到着した 9 時にちょうどオープンして、自転車を持ち込む人が数人入っていった。自分もそれについて行き、散策気分で走り出した。

レンタル自転車もあり、家族連れが走っていた。車も通らない道なのになぜかマナーよく左を走っている。不思議に思っていると、結構なスピードで走り去っていくロードバイクがたまに現れて、危ないから家族連れが自衛のために左に寄っているだけだった。複雑な気持ちになる。

スタートして半分くらい過ぎた頃に「サツキとメイの家」という表示が道路に現れ、その先に駐輪場があった。1 周目は意味がわからず止まれなかったので、2 周目で止まって近くまで見に行った。

受付をしないと入れないようだったが、肝心の受付が遠く、ロードシューズで行くのもだるいので引き返した。追加でもう一周して高蔵寺に向かった。

朝は雲も多く涼しかったが、モリコロを出たのが 10 時くらいで徐々に気温が上がり始めた。コンビニ休憩して自転車に戻ると、日向に置いてあったせいで 45℃ になっていた。だいぶ暑い。

コンビニを出てしばらく進み、高蔵寺ニュータウンの UR 賃貸マンションに来た。ここはニュータウンの先駆け、最初期の団地として有名で、いつも帰省のたびに電車から見ていて、いつか来たいと思っていた。実際はこのマンションだけでなく、坂を登った先の団地全体がニュータウンなんだけど、勉強不足でそこまで見ずに出てきてしまった。来年はもっと調べてから再訪したい。
高蔵寺ニュータウン - Wikipedia

写真の建物は高座台のものだが、もうちょっと奥に行くと団地ともおみたいな景色が広がる。多摩ニュータウンも同じくらい古いらしいけど、あっちは整備されてるせいかあまり古さは感じない…なんて尾根幹から見てそう思っていたが、これを書きながらストビューを見てたら普通に団地ともおだった。


駅の方から。かっこいいよね。

高蔵寺で良さそうなパン屋を探していたら、ユニーの向かいにあるようだったので寄ってみた。コンテナ倉庫の横にある小さな店でかわいいパンが多い。ただ店内で食べる場所がないし車を止める場所も 1 台分しかないので、近所の人向けの店って感じがした。

帰宅後はまた祖母の家へ。伯母が勝手に作った令和湯呑があった(祖母の家は窯元)。

5 日目 おもちゃのタグチ → 岩村観光

5 日目は恵那へ。お盆だし道路空いてるでしょ、ということで国道 19 号を使った。概ね走りやすいが、釜戸以降でたまに草が伸びている箇所があり、車を気にしながら進んだ。あと、土岐市を過ぎた所で「瑞浪市土岐町」という地名を見つけた。ややこしい。

最初の目的地は恵那駅前にある「おもちゃのタグチ」。ここはタミヤ公式ガイドブックにも載っている有名なミニ四駆ステーションで…と思いながら店内に入るとコースがない。店内を一巡したあたりで店員さんに声をかけられた。

👩「なにかお探しですか?」
🐼「ミニ四駆のコースはどこにありますか?」
👩「…あーーーー!まただよ〜〜〜〜!!」
🐼「タミヤのガイドブック見て来たのですが…」
👩 「GAKKEN〜〜〜〜〜〜!!」

話を聞いてみるとこういう事だった。

  • このお店に常設コースはない ← 重要
  • レースは月イチくらいでやっている
    • 陳列棚を動かして場所を作って設置する
  • 常設だと思ってやってくるお客がたまにやってくる
    • つい先日もキャリーケースを持ったガチ勢が…
  • タミヤのガイドブックを出してるのが学研で、何度も紹介文の訂正をお願いしているが直してもらえない

これ見ると常設だと思っちゃうよね。という笑い話を肴にしばらく雑談して、いろいろ教えてもらった。

👩 まずこの辺でミニ四駆が遊べる場所といえば「多治見のマイホーム」があるが、以前案内したお客さんに「あそこは汚い」と言われてしまったので、最近は「可児のシーザ」を案内している。
シーザは元々カラオケ屋だった店舗をミニ四駆とかで遊べるようにしたとかで…個室でセッティングして、部屋から出た場所に大きなコースがあるよ。

とのことだった。

🐼 の補足情報

遊食空間シーザ(可児)

マイホーム(多治見)

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コースアウト連発で全然攻略できねぇ #satoimo #mini4wd

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マイホームは別に汚くはないんだけどな…ただボロいだけで。あと今も使ってるニッパーは 30 年前にここで親父に買ってもらったもの。

夢遊 ゆうゆう(瀬戸)

🚗💨💨💨


ということで雑談を終えてミニ四駆のパーツ棚を見るとマルーンのバレルタイヤが!東京だと瞬殺されて売ってるところを見たことがない(新橋にもなかった)。店にあるの全部買おうと思ったらこれ 1 個しかなかったので、1 個だけ購入。

近所のパン屋情報も得てお店をあとにした。


Strava で恵那山の方に区間があったので、1 つ選んで登った。20 分くらいだから楽勝だろう…と思っていたら、ふじあざみラインみたいな斜度でひどい目にあった。キャンプ場の建物脇の自販機でジュースを買ったがゴミ箱がなく、なんとキャンプ場が管理している自販機ではなかったため、空のボトルを持って帰るハメに…。


ヒルクラでフロント荷重が過ぎたのか、明知鉄道沿いでフロントのチューブが破裂した。久しぶりのパンク。


阿木のどこか。普段は 19 号沿いでしか土地を見てこなかったので、多治見=市街地、恵那=田舎、だと思っていた。たしかに田舎だが、多治見も少し山に入るとすぐこういう景色になる。見慣れた風景で、この辺全部田舎だった。


おもちゃのタグチで教えてもらったパン屋。着いたときには食パン系しか残っておらず、腹ペコのまま先に進む。


岩村。特に寄るつもりもなかったが、古い町並みがあったので観光してきた。NHK の朝ドラの撮影地だったらしい。


五平餅の写真を母に送ると「それは商店街の端にある”あまから”の五平餅」と返ってきた。朝ドラ大好きなので、何度も遊びに来ていたらしい。「商店街中ほどの”みはら”は店内で食べると漬物とお茶がついてくる」という有用情報を教えてもらったので、みはらに移動した。


なじみのわらじタイプ。味は普通(食べ慣れすぎて普通)。


五平餅といえば家の近くのみくに茶屋も食べておくか、ということで恵那から柿野まで移動した。ここもわらじタイプ。焼くのに時間がかかるため、店内でおばちゃんとずっと喋っていた。
みくに茶屋 | 土岐市観光協会

食べ比べの結果、味は”あまから”、食べごたえは”みくに茶屋”、雰囲気は”みはら”という感じだった。どれも良さがある。

最終日 裏山の強いやつ

今年は帰省のあいだ毎日自転車に乗って TSS が 200→150→150→200 となっていた。700 までたまると動けなくなるのでレスト、とどこかで聞いていたので、最終日は近所を走って終わる予定でいた。

出かける準備をしていたら Strava で裏山の強いやつから連絡をもらい、Miyama Climb を 1 本登ってから待ち合わせの潮見公園入口へ。潮見公園の坂を登りながらいろいろ話をした。地元で自転車乗ってる知り合いってほとんどいないし、雨沢峠以外でロードもほとんど見かけない。そんな中で Strava を通じて新しい繋がりができることに喜びを感じるのであった…!

今年も収穫の多い帰省だった。来年は GTBC の人たちとロング行くぞ〜〜。