今年はロードバイクを持って帰った。普通の輪行バッグも持っているが、せっかくなのでちょっと良いやつを買った。1cmくらいのウレタン入りなので安心感がすごい。新幹線の2列シートだとちょっとはみ出すけど。
去年はいとこの古いMTBを借りて遊んだが、今年はロードなので遠出したり、近所の峠でTTして遊んだりできた。
潮見公園→雨沢峠(三国山周回)2周→せとしなのサイクル
帰省初回は潮見公園TTをした。潮見公園は実家から15分程度の場所にあり、長さや斜度的に「長めの平坦区間がある和田峠」みたいな感じ。走ってる人が少ないので8位に入れたが、1位と2位がガチ勢なので来年は2位を倒したい。
ちなみに1位はベトナム人。走り込み具合が自分の3倍はあるのでモーターでも付けないと勝てないと思う。多治見のピーターウォーカー(概念)だ。
Strava サイクリストプロフィール | Loïc D.
公園を降りたら雨沢峠に行き、そのまま三国山を回って戸越峠から戻ってくるコースを2周した。雨沢峠の入口あたりに「せとしなのサイクル」という自転車屋があるとのことで寄ってみたが、外観はあのへんでよく見かける町工場、中身は珍しい商品ラインナップの面白い自転車屋だった。
一見分かりづらかったが、店主の作業場の脇にある床の間が自由に使える休憩スペースで、なんとも友達の家みたいだった。私物っぽい漫画や雑誌と、商品のジャージとヘルメットがズラッと置いてあって、お菓子とコーヒー、コーラなどもあった。金額は決めてないそうだったので、適当にお金を入れてコーラをもらった。
家から近いしいいところだったので、あっちで自転車買うならこの店かな。取り扱いブランドも面白くてよかった。
せとしなのサイクル/愛知県瀬戸市のスポーツ自転車店
Misoca→56サイクル
翌日は名古屋に向かった。今年のお盆は雨が多くて、午前中はよく降っていた。昼過ぎに上がったので、往復100kmないしと軽装で出かけた。
八王子の浅川サイクリングロードみたいな道。瀬戸川沿いらしい。
2時間弱で名古屋駅前のMisocaについた。Misocaは去年の年末くらいからお手伝いをしていて、オンライン上で請求書を作って送れるサービスの会社。弥生会計の弥生に去年買収され、スタートアップ的に言えばイグジットしたのだけれど、中から見る分にはまだまだやる事がある感じ。
普段は東京から仕事をしていて、この日はアポ無しで自転車担いで突然訪問したが、特に嫌な顔もされず中に入れてもらえた。ちょうど名古屋が大雨になったので、そのまま1時間ほど打ち合わせに参加してきた。
Misocaについてはここを読むと分かりやすい。
地方に必要なことは「自分でもできる」と思わせること。名古屋を選んだスタートアップMisocaの軌跡 | IDENTITY REPORT
僕の仕事環境についてはこの記事が詳しい(monoooki
の項)。
Misocaのリモートワーカーの仕事環境 - Misoca開発ブログ
Misocaから名古屋駅をはさんで対角線上に5分ほど移動した場所に、坂バカ界のアイドル筧五郎さんのお店があるので立ち寄った。ちょうど1時間後くらいにローラー教室があったようで、その準備のためにオレンジマーカーの引かれたメニュー表を書いていた。
中に入れてもらい、しばらく話をしていると生徒さんが来たので、その様子を横で見ていた。1時間〜1時間半くらいで3セットやるらしい。メニューを見ていると Zwift Workout の The McCarthy Special という、3分おきにFTPから12%ずつ足していくのを3セットやるメニューを思い出した。アップとダウンを入れたら大体1時間くらい。めちゃつらいのであまりやりたくないやつだ…。
帰り際、記念品にと思って56CYCLEのステッカーとかあります?と聞いたら「ローラー教室1回でも参加したらあげるよ」と言われてしまい、来年のお盆に生徒になる決意をしたのだった。
あと、56さん場所が場所だけにめちゃ名古屋弁だった。和む。
http://www.56cycle.com/
危ない帰り道
Misocaと56CYCLEでの滞在が思いのほか長くなってしまい、名古屋を出たのが18時頃だった。名古屋は車の運転が怖いから…と往路からリアライトを付けていたら、表示モードを間違えていて名古屋を出るか出ないかのうちに電池が切れてしまった。フロントライトも小さめ物のしかつけておらず、バッテリーの持ちが心配。
リアライトは押すと20秒くらい点灯していたので、車の気配がするたびに押していた。庄内川沿いに入ってからはほとんど街灯もなくドライバーに申し訳ない限り。
高蔵寺を過ぎると上のGoogleマップのような道路が30分くらい続き、左に増水した川、夏になって伸び放題の雑草、大きな水たまり、右からは山から染み出してくる雨水、街灯がなくて真っ暗、雨、濃霧、たまに走ってくる車…というひどい状況。フロントライトを一番明るいモードにしたが、これが何分持つのかわからないのですごく怖い。しかもVOLT400のミドルくらいの明るさ。ひさしぶりに死ぬかと思った。
無事に帰れたが、慣れない道を走る時はブルベ装備くらいで行こうな、と家で反省していた。
リニア・鉄道館
帰省して子供とお出かけをしていなかったので、翌日はリニア鉄道館に出かけた。2回目の訪問。
多治見駅。立川っぽい。
あおなみ線の網棚にリュックを置き忘れたので身軽(帰りに回収した)。
ちょうど「ドクターイエローの軌跡」という展示もやっていたので見てきた。車両内部のバーチャル映像もあったが、のりもの探検隊でさんざん見ていたので子供の感動が薄かった。
郡上八幡
観光しながらのロングライドもしたいと考えていて、郡上に行った。郡上と郡上八幡の違いを理解しておらず、地図も雑に郡上までしか作っておらず、途中から道路標識を見ながら進んだ。郡上とか下呂へ行く道はだいたい1本道なのでなんとかなる。
テレビでよく見る飛びこみの橋があった。郡上は水がきれいなことで有名だが、田舎はだいたいきれい。
飛び込んでる人がいた。
帰りの交差点でなんとなく左折したら郡上八幡駅があった。駅舎がキレイですごく良かった。
なぜか切符がなくてもホームの椅子に座れたので、自販機でコーラを買って電車見ながら休憩した。
長良川。下呂の方の飛騨川もそうだけど、水が綺麗で川遊びも楽しそう。
川といえば、東海地区で有名な川は「木曽川、揖斐川、長良川」と呼ばれる木曽三川だが、弥生株式会社は会議室に地名を使っており、名古屋オフィスは木曽三川になっている。ので、上の方のオフィス写真の右端に「木曽川」と書いてある。
美濃の「うだつの上がる町並み」。往路で看板を見ていたので帰りに寄ってみた。飛騨の町並みより落ち着いていて好みだった。
うだつの上がる町並み|美濃市観光協会公式サイト
また、ちょうど1週間前に空から日本を見てみようplusでこの辺りの放送回があり、予習できていたのでとてもよかった。多治見の人は岐阜に行かんのよ。
多治見に入る直前に大雨が降っていたようで、向こうの方の道路が濡れて虹も出ていた。可児バイパスは尾根幹によく似ている。
今回は天候が大荒れで予定がだいぶ変わってしまったが、やりたかった事はだいたいできた。次の目標も決まったので、来年がさらに楽しみやね。