そうだ、奥多摩に行こう

ロングライド装備の練習と実践

2018年5月08日 ride FARNA 5800s

新百合ヶ丘のカンガルーにて

ゴールデンウィークに自由時間がもらえたので、久しぶりにロングライドをすることにした。去年の夏頃にデカいサドルバッグを買ったまま使ってなかったので、いかにもロングライドしてる人みたいな感じで走ってみたくなったのである。

むせる3門のライト

ライトを3つつけたハンドル

時間が無限にあるから夜中に山走ってみようかな、と考えていたので、持っているライトを全部取り付けた。普段は左下の小さいやつだけだが、お出かけ用のVOLT400に加えて超強力なライトも付けてある。強力すぎて対向車を眩惑するので、光が横に広がるようなレンズに変えてある。実はBikkeとかも同じ縦縞レンズがついているんですよ。ブリジストンは偉い。

この辺のやつ。

CREEのライトは4年前に買った物で、買った時は1500円くらいだったのに今見ると400円になっていた。お買い得なのかパチもんなのかよく分からない。

Bento Box
バッテリーの消費が激しいので、ステムバッグに7800mAhのモバイルバッテリーを入れて使う。小さいバッテリーだと動作が不安定だったのもある。電圧の関係なのかな?

トップチューブにつけるバッグはダンシングで膝にぶつかるのでステムバッグを探して買った。

ミラー

自転車用のミラー
あとバックミラーも付けてみたが、腕に隠れて見づらいのと、ハンドルの下の方もよく使うので邪魔になってすぐ外した。自転車を壁に立てかける時にも邪魔だった。また、姿勢によっては角度が変わって見えなくなることもあるし、見えても小さくて距離感がつかめないので自分には合わなかった。

デカいサドルバッグ

オルトリーブ サドルバッグ L シグナルレッド
去年のツールド東北が雨予報だったので、それに合わせて買っていたオルトリーブのLサイズ。ロングと言っても200kmまではほぼ手ぶらなので使うタイミングがなかった。今回初めて荷物満載にしてみた。

荷物を増やすと後ろが垂れ下がってくるので、モンベルで買った適当なベルトで引き上げたり、余っていた長めの靴紐でお尻を引き上げたりして調整した。

オルトリーブ サドルバッグ L シグナルレッド
靴紐は裏側のここに通して引き上げている。ちゃんと内側を平ネジに変えてあるのが偉いですね。

オルトリーブ サドルバッグ L シグナルレッド
上側はこんな感じで通して

オルトリーブ サドルバッグ L シグナルレッド
シートポストに固定。バッグの開け閉めに工程が増えてちょっと面倒くさいけど、おにぎりリフレクターがタイヤに当たったり、バッグのプラスチック固定具が壊れそうなので、この一手間は我慢することにした。あと、ベルクロの余ってる所が気になったので白いテープで止めてある。こういうのが10数時間もチクチク当たると、ビブタイツが痛みそうで。

というかオルトリーブのこの専用固定具が嫌い。全部ベルトでいいと思うんだけどなんかメリットあるんですかね?小さいサドルバッグもこれだし。フィジークやトピークも似たようなプラ固定具のやつがあるけど、面倒くさそうで買ったことがない。

軽く近所を走った感じ

車重が3kgくらい増えて、モッサリした動きになってしまった。信号スタートからの加速が重くて気持ち悪い。バッグをしっかり固定しているおかげでダンシングは問題なく、段差とかの振動も大丈夫だった。坂もあんまり変わらない感じだったけど、とにかく加速感が変わったのが気持ち悪い。

この装備でお出かけする話はこれ。
富士五湖巡り→箱根越えで330km

実際にロングで使ってみて

富士山とFarna5800s

ステムバッグは個人的に大ヒット。ダンシングで足がバッグに当たるのはホント我慢ならない。ステムの上なら全く干渉しないので登りが多くても問題なかった。こうやって見ると、見た目もそんなに悪くない気がする。

オルトリーブのサドルバッグも安定していて、足に当たることもなく快適だった。この時はバッグの半分くらいがオヤツだったが、普通はレインウェアとかになるんでしょうか。カッパが必要な乗り方はしないし、実際のところ今の自分にはちょっと大きかったかもしれない。そんなに入れるものがない。

日焼け止めの重要性

日焼けは極力したくない。自分は日焼けしやすい体質なので、ちょっと外に出るだけで黒くなる。黒い自転車乗り=沢山乗ってる=強い、というアレがあるので、無駄に黒くなるのはなんか恥ずかしい。

日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直せと言われるが、休憩のたびに塗るのは面倒だし、汗とホコリと重ね塗りでベトベトになってしまう。アームカバーは持っているので、強度が高くない日はできるだけ使うようにしていた。レッグカバーは持っていない。

ロングに出たのが5月5日で、ゴールデンウィークは涼しいとは言え、紫外線量が意外と多い。しかもロングでは10数時間も外を走っている。
この日も足が焼けそうだな…と思っていて、ふとアームカバーを履いてみたらハイソックスみたいになったので、代用として履いていった。おかげで日焼け止めは膝上にちょっと塗るだけで済んで、足はほぼ焼けなかった。

アームカバーやレッグカバーは「涼感」とか涼しさを強調する製品が多いけど、着けるとだいたい暑い。5月は涼しいからまだ我慢できたけど、8月とかは正直どうしていいかわからない。パールイズミが5,000円もするレッグカバーを出しているので、買ってみようかな、どうしようかな、騙されてるのかな、と検討中です。
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寒暖差に強いグローブ

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トレラン用のグローブだが、手の甲にミトンカバーが収納されているちょっと変わった物。これがなかなか便利で、昼間は25℃と暑いのに朝晩が10℃を切るような日に大活躍する。定峰200の時は朝6時に集合場所に向かう時に使い、富士山一周では夕方の箱根ダウンヒルで使用した。

ミトン部分は滑り止めがないのでブレーキレバーが若干滑るが、普通に使っていれば問題ない。手の平側には自転車用と同じようなパッドもついている。これは4,000円くらいするちょっと高いやつだが、パッドのない廉価版は1,500円くらいから買える。
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ミトンは薄いナイロン生地なのでウインドブレーカー相当。使い方も指先版ウインドブレーカーと言った感じで、ちょっと冷えてきた時に一時的に保護する用途に向いている。朝晩寒い時期のロングライドに最適。これ、界隈(?)で流行らないかな。