そうだ、奥多摩に行こう

普段使いと携帯用予備チューブについて考える

2017年5月04日 gadget

コンチネンタル Race28とCST スーパーライトチューブ

先日の宇都宮では両輪がパンクした。実はその3日後に風張林道に行って、そこでも2回パンクした。パンクの神が来まくっているようで、帰宅して買い物行こうと改造ママチャリのところに行ったらそっちもパンクしていた。

ママチャリは修理するから良いとして、ロードの出先では新品に交換する。宇都宮から持ち帰ったチューブ(写真左)と、家に買い置きしてあったチューブ(写真右)を並べてみたら大きさがだいぶ違うことに気がついた。大きい方が重さも多少ある。

予備チューブとして持ち歩くなら小さいほうが良いような気がして、少し聞いたり調べたりした。

今まで使ったチューブ

レースとかは出ないのでチューブの重量とか性能を気にしたことはない。乗れれば良いので、Amazonで評価が高くて安いものを適当に買っていた。

どちらも1本あたり700円ほど。レビューの数が多くて利用者も多そうなので特に気にせず買って使った。上の写真の、右側のものがコンチネンタルのチューブ。なんかデカい。

Farna5800sに入っていたチューブ

Farna5800sに入っていたチューブ CST製

Farnaには上の写真の、折りたたむと小さくなるチューブが入っていた。広げてみるとチェンシンタイヤ製。Farnaの製品ページには SUPERLIGHT 700×23C FV=48mm とだけ書いてある。最後の FV はフレンチバルブの事だろう。
FARNA 5800S|FARNA|自転車|コーダーブルーム

チェンシンのチューブは頭文字を取って CST と表記されることが多いようだ(ググりながら知った)。Amazonで「CST チューブ」や「チェンシン チューブ」で検索してもレビューの付いた商品が出ない。よくわからないので一旦保留にした。

こういう記事を思い出した

Twitterで流れてきたこの記事を思い出した。
ブリヂストン「EXTENZAチューブ」から漂う既視感の正体 | FICTION CYCLES

EXTENZAとタイオガはCSTのOEMっぽいね 、というフィクション記事だった。ここで「maxxisはCSTの自社ブランドだ」とある。

Maxxis is a wholly owned subsidiary of Cheng Shin.[1] > Cheng Shin Rubber - Wikipedia

同じ内容がWikipediaにも載っていた。世界第9位のタイヤメーカーとも書いてある(9位がどれくらいすごいのかは知らない)

こういう記事も思い出した

2017台湾報告② 台中にてMAXXIS見学|FORTUNEBIKE BLOG

フォーチュンバイクの店長さんがmaxxisの工場に見学に行くという内容で、ちゃんと作って検査もしているよ、と書いてある。タイヤやチューブのメーカーはほとんど知らないが、maxxisの印象はちょっと良くなった。

MAXXISのウルトラライトチューブを買ってみた

MAXXISのウルトラライトチューブ

Amazon | MAXXIS(マキシス) ウルトラライト チューブ 700x18/25C 仏48mm2段式 TB69838600 | タイヤチューブ | スポーツ&アウトドア

Farnaに入っていたCSTと並べてみると、 made in Taiwan700X の書体が同じだった。あらためて「子会社なんだな」と実感した。重さをはかってみると最初から入っていたものよりちょっと軽い。

重さと価格を比較

名前重さ価格備考
CST SUPERLIGHT75g不明Farnaに初めから入っていた
パナレーサー100g685円2回くらい使った。※注意点がひとつある(後述)
パナレーサー R’AIR76g1740円お店の人がこれを使っていた
コンチネンタル Race28103g700円AmazonやWiggleで人気。Wiggleだと350円。
cannondale Presta110g不明風張林道帰りでパンクした時に坂バカ1号の人に分けてもらった
MAXXIS ウルトラライト66g892円試しに買ったら軽かった
MAXXIS ウェルターウェイト87g700円2本セットでAmazonに売ってた

MAXXISからウェルターウェイトという物も出ていたので買ってみた。2本セットで意外と安く、価格、重さ、大きさ的に良さそうなので、次からはこれでいいかなぁ…と思っている。バルブが2段式になっていて、余計な心配事が増えそうでそこだけ気になっているけれど。

軽いものの方がゴムが薄く、乗り心地が良くなるらしい。ゴムが薄いほうが小さくたためるので携帯しやすく、個人的には都合がいい。

個人的な結論

ストックを追加する時は、MAXXISを信じてウェルターウェイトの2本セットを買う、という事にした。ウェルターはボクシングのウェルター級と同じ welter で「ちょっと軽い」くらいの意味だと思う。あとチューブの相場が700円くらいとわかったので、その辺で良さそうな軽い(小さい)チューブがあったら買ってみる感じ。

Amazonでは見つからなかったが、おそらくウルトラライトとウェルターライトの間にスーパーライトがある、またはあったんだと思う。初期装備品に特に思い入れがあるわけではないが、メーカーが良いと判断して入れてたチューブなので、もし見つけたら使ってみようかなとも思っている。

Amazonで売ってるパナレーサーの注意点

Amazonでパナレーサーのサイズ選択部分

性能ではなくバルブ長の話なんだけど、Amazonでパナレーサーチューブのページを開くと「サイズ」という謎の項目が出ている。ここを選択しないと買えない。
選択肢は「ロング」もしくは「普通」みたいなやつの2択で、ロング=ディープリム用かな?自分のホイールは普通の奴だから「普通」でいいよね、と選択して買って装着したらこうなった。

パナレーサーのバルブ長36mmチューブ

短すぎて空気が入れづらい。ホイールはFarnaに初めからついてきたシマノのWH-RS21

フィクションサイクルのチューブ記事の中に製品ラインナップが書いてあり、そこにバルブ長も書いてあって一般的?なものだと 「36mm, 48mm, 60mm」 あたりが出ているらしい。パナレーサーでロングじゃない方を選ぶと36mmになってしまい、すごく短くなってしまう。一般的にどこからがロングなのか知らないけど、買う時は注意したい。