昨日役所に行って実印登録をしてきた。親に立派な印鑑をもらってからどんだけ経ってんだ、と思いつつ用紙と一緒に印鑑を役所の人に渡したら、梅干みたいな朱肉を使って保管用のシートに押していた。不思議に思ったので聞いてみると、「後ろ(届出用紙のある机)にある朱肉はただのインクで、これが本当の朱肉ですよ。毎朝揉んでます。」と教えてくれた。保存性がいいらしい。
その場ではそれ以上聞けなかったので今調べてみたところ、「練朱肉」とか「印泥」と呼ばれるものだった。原料は水銀で、書画を楽しむ人々には欠かせないらしい。
通販サイトなんかを見ていたら、安いものは800円くらいのものから、高いものは3万以上もするようだ。
面白かったのが、Flickrで印泥と検索すると中国や台湾の人の写真がたくさん出てくること。むこうでは普通に朱肉の意味で使われてるんだろうか。