そうだ、奥多摩に行こう

子供のやる気爆発装置

2019年5月05日 gadget ミニ四駆

子供が小学生になった。幼稚園と違って宿題が出るし、習い事の学研(公文式みたいなやつ)の宿題もある。帰宅したらプリントを出したり給食袋を出さないといけない。登校時間が早いので早く寝る必要があり、そのため夕方から宿題→風呂→夕食→歯磨き→就寝、とやることが多くて慌ただしい。

いちいち口で言うのが面倒くさかったので、自分でやってもらうことにした。ご褒美のカードを添えて。

帰宅後タスクをカード化した

こういうチェックリストを作った。意外とやることが多くて大人でも混乱する。やることは帰宅後すぐ、確認することは寝るまでの間全体の広い範囲にしてある。これを作って置いといたら自分でチェックを入れながら勝手にやるようになった。

子供は歯みがきと風呂が苦手でよく怒られる。歯みがきは途中で止まってしまうし、風呂は面倒くさいようでいつまで経っても入りに行かない。苦手なのを知った上でこの辺を失敗しがちな強めのルールにして、代わりに就寝時間を前倒しできたら1つだけ復活できるようにしてある。緊張感のあるゲーム設定。

うちにはAlexaが2個あり、ひとつはリビング、もうひとつは洗面所においてある。リビングの方はリマインダーをいくつか用意していて、就寝時間の20時ちょっと前くらいから「歯みがきをしよう」「トイレには行きましたか?」「お布団に入ろう」などと声をかけてくる。

最終的に20時に「おやすみなさい」と言うので、それまでに布団に入って寝る態勢ができていればセーフ、という事にしてある。洗面所のAlexaは歯みがき補助用で、4分タイマー+好きな歌をかける、という使わせ方をしている。以前は1人で歯みがきするのを嫌がっていたが、これのおかげで喜んでやるようになった。

これを平日だけやらせている。最終的にお母さんチェックが入り、問題なければハンコというか印がもらえる。そして、このカードを20枚集めると冒頭のミニ四駆カードと交換してもらえるのだ! この瞬間、子供のやる気が爆発する。

なぜミニ四駆か

去年のクリスマス、子供は「サンタさんにはNintendo Switchをお願いする」と言って聞かなかった。えっ、あれ結構高いじゃん…。お父さんはサンタさんじゃないので「それは駄目だ」と言うことができず、仕方ないのでヨドバシのミニ四駆コーナーに連れていき車をたくさん見せた。すぐ後ろにコースもあって走らせている人もいる。子供は乗り物好きのため興味津々で、実車系のパッケージを手にとってはテンションあがってきた(‘ω’ )三( ‘ω’)

ミニ四駆は安いので、Nintendo Switchと同じ金額でこれを買ったらどうなる?改造パーツも沢山ついてくるかも?とあることないこと吹聴するとテンションは最高潮、「今年はミニ四駆をお願いする」と言いながらご機嫌で帰宅した。

数日後にはフェスタジョーヌを組み立てていた。30,000円を5,000円に圧縮することができた。ガイドブックとファーストトライパーツセットをサンタさんにもらい、強そうな車を作っていた。

ちょうど運良く、習っているかけっこ教室でなぜかミニ四駆大会をやる話が出てきたので、子供に隠れて自分用のマシンを用意した。付属のドライバーがかわいくなかったので、マイクラのウィッチのアクションフィギュアを載せた。


数日後には強そうなローラーとかマスダンパー、ブレーキなどが付いた。


あとウィッチなのでポーション使用時は赤く光る。

ミニ四駆大会では元気に走っていた。「お父さんもやればいいのに〜〜😁」と言われ、カバンからフル改造した激強ウィッチを取り出し子供を圧倒した。

正月に実家に帰省すると、なぜか新品のミニ四駆コースがあった。お父さんにもサンタさんが来たらしい。レーンチェンジの難しさを実感した。

なんと実家の近所にすごい場所があり、ミニ四駆とラジコン走らせ放題の天国だった。スロープでだいたいコースアウトする。

帰省から戻った翌週になると、ウィッチのボディが服と同じ色になっていた。

その数日後、またかけっこ教室のミニ四駆があり、子供が優勝してマシンが増えた。

翌月、またかけっこ教室でミニ四駆大会があった。コーチがフルカウルミニ四駆世代の復帰組で、教室が休みの日にコースを設置して、知り合いを集めて草レースをやっている。気がつけば毎月開催。

白のコペンは元々子供がサンタさんにもらったものだったが、電池を液漏れさせてシャーシを駄目にしてしまっていたのでお父さんがもらっていた。四駆郎世代のお父さんはVSシャーシ、現代ミニ四駆世代の子供はMAシャーシを主に使っている。

ミニ四駆の聖地、タミヤプラモデルファクトリー新橋店にも行った。子連れのためファミリータイムから入れるので、だいぶ長いこと遊んだ。

技術書典6の帰りに池袋のDRIBARにも行った。ここもかなり速い人が集まる場所で、店長も面白い人らしい。ダーツバーならぬミニ四駆バーで、朝まで遊ぶこともできる。

奥のシャドウブレイカーはヒクオ、ATバンパー、リアアンカーシステムが付いている。手前のウイニングバードはバンパーレスとヒクオのみだが、駆動系を丁寧に作ってしっかり抵抗抜きもしてあるのでそこそこ速い。偏光パープルグリーンなので見る角度で色が変わる。

バーカウンターに子供が座っている。見ているのはミニ四駆のモーター表。すぐ裏にシンクがあるため調理道具がささっているように見えるが、全部貸出用のペンチだった。

1,500円で90分ドリンクバー付き。大型の電動工具も使わせてもらえるらしく、常連客がずっとタイヤを削っていた。テーブルに戻ってパーツクリーナーを吹きつつ、モーター慣らし機の設定をいじっていた。

ウィッチがカツフラマシンになった。補強してなかったバンパーが折れてしまったので、そのままFRPで井桁にした。超大径タイヤも初挑戦したが、手順がわからず時間がかかった、あと加工も汚い。

ウィッチを載せても90g台でだいぶ軽い。トルクチューン+4.2:1の赤いギアでもLCでコースアウトする。カツフラの写真見るとブレーキがついてないように見えるけど、スタビだけで何とかなるもんだろうか…。

あと実はウィッチを載せると高さがレギュレーション違反になる。

コペンはボディが90°まで開く。フルカウル寄りなボディなのでサイドマスダンをボディ内に付けたくて、色々いじっているうちにこうなった。こちらもタイヤ幅とかでレギュレーション違反が多いが、自分はまだそういう時期じゃないと判断して好きにいじっている。

まだやっていないのがC-ATバンパー、キャッチャーダンパーなどを使ったホエイルシステム、ヒクオ連動バンパー、フレキあたり。通常の加工も練度が低いので、あと2〜3回ずつ作り直す必要がある。

ここまでで4ヶ月。ジャパンカップ優勝者には始めて8ヶ月の人がいたので、あと4ヶ月で行けるところまで行きたい。