そうだ、奥多摩に行こう

2018年版 夏休みまとめ

今年も実家に自転車を持って帰った。今回はベビーカーに乗った下の子もいるので、輪行をやめて西濃運輸の自転車便にお願いした。往復1万円くらいで済んで、移動中の心配事も減るのですごく良かった。

実家の山の裏に強いやつがいる

多治見近辺はロード乗りが少なくて、Stravaの区間もほとんどないし、走行ログもない。去年走り回って区間を増やした所、すごくマイナーな団地内の激坂を走った人を見つけて、コメント欄で挨拶したことがあった。チーム名で検索してみると東濃地域にバイクラックを寄贈している地元の人達らしい。
GTBC岐阜東濃バイシクルクラブ (@maiyojyonu) | Twitter

帰省して走ろうとしていたルートの区間を見ると、KOM〜5位くらいにこの裏山の人がよく入っていた。KOMと言っても走った人が20人くらいしかいない過疎地域だし、挑戦してみるかと初日から頑張って走った。モチベーションが上がっていい。初日は輸送で自転車に異常がないかの確認で、家の周りをちょっとだけ走った。

そして博石館へ

去年は瑞浪の化石を見に行った。今年はどこがいいかな、とお仕事でお世話になっているMisocaの人に聞いた所(東濃に住んでる人が多い)、「子供と行くなら恵那の博石館はどうですか?」という情報をもらった。マイクラ好きの長男が喜びそう!

移動は多治見から車で1時間くらい。駐車場の隣で墓石を売っていた。近くの売店では下呂牛乳とか飛騨牛乳が売っている。なぜかチューブと自転車用品も置いてあった。バイクラックは申し訳程度の小さい物だけだったので、GTBCの人が設置してくれると嬉しい。

こんな場所だしお客いるんかね?と思っていたが、朝10時くらいなのに家族連れがたくさん来ていて入り口でちょっと並んだ。昼過ぎにはさらに長蛇の列になっていた。恵那峡ランドより人気かもしれない。
恵那峡の観光・宝石探しなら博石館


長男は悩み抜いて原石磨きを買った。でもセリアに似た物が売ってる気がする。


博石館という名前だけあって、入ってすぐに石が売っていた。FFのクリスタルみたいなものも売っていた。でかい石は値段もすごい。


光るスライム作りをやっていたので、長男にやらせてみた。子供客が多いのでスライム作りも満席。


「マイクラごっこができるかも!?」と気になっていたが、真夏で暑すぎてみんなバテていたので行かなかった。


長男は元気だったのでピラミッド迷路もやった。


光るスライムが微妙に役に立っている。迷路は意外と難しく、出口付近で同じところをぐるぐる回ってる人たちがいた。自分たちも同じことを数回やって、正解ルートを見つけて脱出した。行き止まりっぽい雰囲気の曲がり角をもう2歩進むと正解ルートが見える仕組みだった。


宝石探しもやった。ここにも子供がたくさんいて、30分くらい夢中で探していた。終わったあとも興奮した様子で「またやりたい!」と喜んでいた。


博石館の創設者?の資料館。ガラスケースの中に雑にビデオが積んであったが、中身が見えていた。保存状況が心配。

公式ページにはテーマパークの情報しか載っていないが、この資料館の展示も面白かった。創設者は私費を投じてここを作り、皇太子さまをお招きしたり、遠くの国から石を運んできたりと、情熱のある話がたくさん載っていた。

潮見公園と区間作りと百草

2回目のライドは本命の潮見公園に向かった。去年より30秒縮めることができたが、まだ上位には届かない。振り返ってみると12分ちょっとの激坂含む登坂で、平均心拍178、最高188、平均パワー274w、最大524w。パワーカーブを見るともう10w出せるのと、激坂と途中の下りをうまくこなせるようにすればもうちょっと速くなるかも?そろそろテクニックを学ばないといけない。

ランキング上位を見るとめちゃくちゃ乗り込んでて速い謎のベトナム人 Loïc Desriac の更に上に、謎のフランス人 Thomas Lebas という人が増えていた。何者だオメーとググるとキナンに所属する現役のプロでした。春日井の辺にいる(いた)らしい。トマ・ルバと読むそうだ。

登った時点では裏山の強いやつを倒していたが、翌週になるとすぐ塗り替えられてしまった。その差10秒。来年までに詰められるか!?


その後は区間を作りながらすでにある区間を強めに走ったり、途中で雨宿りしたりした。卵坂の先にあるギャルリももぐさにも寄った。ジンジャーエールが売り切れてたのでレモンジュースにした。


汗と雨と泥でぐちゃぐちゃだったので、店内には入らず庭をブラブラして休憩。クリートが庭石で滑ってちょっと危ない。


昼頃帰宅。午後はモザイクタイルミュージアムを見に行ったが、クソ混みだったのでやめた。中央公民館にあった謎解きゲーム(イベント?)で少し遊んだが、真夏の多治見の公民館なのに工場扇だけでエアコンを付けておらず、汗が止まらなかったのですぐに出てきた。

家に戻ってプールで涼んだ。

曽木

翌日も早起きして曽木に行った。曽木の前に卵坂セグメントにとどめを刺してきた。1分400wなので多分これが限界。

駄知の旭ヶ丘団地を出たあたりで道に迷ってしまった。肥田川沿いの道(県道69号線)も入り口がめちゃくちゃ細くて迷ってしまった。Garminの地図だと地図の倍率が足りず、Googleマップで見るとバイパスみたいな太い道が出てくるが、目の前には裏道みたいな細い道しかない。雰囲気が違いすぎてしばらく悩んでいた。

少し進むと上の写真のような走りやすい道に変わり、この道で合っていたようだ。帰宅後に父に聞いた所、「駄知側の入り口狭いやろ?柿野から広い道作っとったけど出口に車屋があって細いまんまやで、トラックで入る時は難儀したわ」との事だった。

川沿いを気分良く走っていたが、曽木に入り国道363の手前あたりで雨が降ってきてしまった。昨日はその辺のお店で雨宿りできたけど、今日は山なので何もない。下りだけだしまぁいいか、と諦めて走り続けた。

一昨年も寄った妻木城跡の前も通った。ハッシュタグを見てみると意外にも(?)地元のきれいな写真がたくさん集まっていた。陶芸や公園が多かったが、妻木城はなさそう。地味だからね…。
#tokitripハッシュタグ - Instagram • 写真と動画

妻木城で探すとちょっとだけ出てきた。
#妻木城跡ハッシュタグ - Instagram • 写真と動画

多治見市モザイクタイルミュージアム


曽木から戻るとすぐにモザイクタイルミュージアムに行った。開館直後の9時に行ったのに結構人がいた。子供の頃、道端でよく拾っていたタイルが今ではこの通り…。


タイルを自由に使ったオリジナルグッズ体験に長男がチャレンジした。さりげなくWindowsロゴを置いておいたら気づかずそのまま貼り付けていた。


車の中がだいぶ怖い。しかもルパンみたいなもみあげ。


屋上の展示に行くと早朝の雨で濡れていた。これはこれでキレイ。


こども陶器博物館でブルーナ展も見てきた。昭和のアニメ茶碗展も常設されていたので合わせて鑑賞。うちにもダイナマンの茶碗あったけど、近所で作られていたのか。
こども陶器博物館 KIDS LAND

最終日 大正村

最終日は大正村まで行くことにした。開館前のモザイクミュージアムにもちょっと立ち寄り。この建物のモチーフが全然わからなかったんだけど、「これ、山削って土を取る現場だよね?」と奥さんに指摘されてハッとなった。そういうのそこら中にあったわ。


柿野に上がると濃霧。すぐにポツポツ降り出した。今年4回乗ったけど全部雨。


あっ、モザイクタイルミュージアムのモチーフだ!ほんとどこにでもある。


恵那に入ったあたりから暗雲+土砂降り。大正村につく頃には小降りになっていたが、風もあって止まると寒い。


明知鉄道。何年か前にここでSLを見て、長男の駅員服写真を撮った。

瑞浪のラルプ・デュエズ


山岡のおばあちゃん市を過ぎて、小里城大橋の途中で下に降りると14%の標識がある。ここは真上の橋まで一気に登る瑞浪のラルプ・デュエズ入口。見通しの悪いうねった激坂なので、もし対向車が来るとちょっと怖い。注意しながら、あとスリップしながら登った。


橋の上に戻ってきた。ここはすぐ左が下りトンネルの出口なので、合流に注意がいる。面白い場所だけど集団で行く人は気をつけてね。


橋の上から。日本昔話っぽいですね。真ん中にある橋の向かいがラルプ・デュエズの入口になっている。

帰りも西濃の自転車便で

輪行バッグに詰めて、空いたスペースにおむつとか着替えも突っ込んで集荷を待った。東京で受け取るとトップギアに入らなくなっていて、ショップに持っていくとエンドがちょっと曲がっていたとの事だった。ディレイラー周りはクッションでグルグルにしておいたけど、出先でこうなると辛いので外していったほうがいいのかな…。

あとシフトワイヤーも切れかけていたらしく、ついでに直してもらった。ロード買ってまだ1年半くらいだけど、5年くらい使った風格が出てきている(扱いが雑)。