嫁さんのお誘いで「原研哉デザイン展「本」~友人、原田宗典がモノ書きだったおかげで」を見に行った。本の装丁とかぜんぜん無関心だったけど、行ってみたら予想以上に楽しかった。装丁した本を実際に触ることもできたので、いくつかパラパラと読んでみた。丁寧に作ってあって読みやすい本ばかり。改めてウェブの解像度の荒さを感じた。やっぱり別物なんだなぁ・・・。

著書を読みたくなったのでAmazonで探していたら、レビュアーの中に「ナガオカケンメイ」という名前を発見。有名人が実名でレビューしてるのってあまり見ないので、なんとも不思議な感じがした。この本は後で読む。
Amazon.co.jp: デザインのデザイン: 原 研哉: 本

常設展でメゾチントの浜口陽三、画家の萩原英雄の作品を展示していたので、そっちの方もじっくり見てきた。メゾチントって画法、美術の教科書やPhotoshopのフィルタ名で見たことはあったけど、何をどんな風にして描いているのか知らなくて、現物を見てびっくりした。カラーメゾチントは四色分の銅板を用意して、色ごとに傷つけるところを変えて・・・とか、ものすごい手間かかってるんだなぁ・・・。アナログすごすぎ。Photoshopでホホホイとか言ってる場合じゃない。

萩原英雄は絵と版画が飾ってあった。絵はダイナミックな絵から落書きみたいな物まであった。サーカスのものが多い。版画は富士山が多くて、富士山好きとしては嬉しい。などと思いながら最後に経歴を見たら、版画を始めたのが40歳からとあってまたびっくり。43歳で版画の初個展開催。若いころに絵を習ってたとはいえ、40から別のもの初めて3年で・・・でも3年あれば・・・いや基礎があってこそ・・・といろいろ考えてしまった。先の浜口陽三もこの人も、戦前戦後の激しい時期を生きてきたのにともに90年以上生きた人だったので、なんかその辺でももやもや考えてしまった。うーむ・・・。

ちなみに萩原英雄の方は現日大二高の出身。これを見てオードリーの出身校だねと分かってしまった俺はコピペサイトの見すぎ。